上岡龍太郎、一日だけの舞台復帰
上岡さんが引退したとき非常に残念だったんですよね。聡明でインテリなところが好きで、出演されていた深夜番組なんか昔よく見ていました。最近テレビで見かけたのは横山ノックさんのお別れ会の映像。涙を流して挨拶をされていたのが印象的でした。一日限りの復帰ではなく、完全復帰したらいいのになと思います。
『参照記事』
平成12年に芸能界を引退した元タレント、上岡龍太郎さん(65)が17日、大阪・中央区の「シアターBRAVA!」で行われた落語会「雀々十八番」に出演した。落語家、桂雀々(46)の落語家生活30周年を記念した6日連続公演の千秋楽。雀々の「父親代わり」を自称しての飛び入り出演に、観客は大喜びだったが、芸能界復帰というわけではなさそうで…。
え?っ、あの上岡さんが舞台復帰!? サプライズがあったのは、雀々の落語会「雀々十八番」の千秋楽。7日に開かれた「横山ノックを天国へ送る会」で漫画トリオ時代の芸名「横山パンチ」として登壇、3時間だけ芸人に戻った上岡さんが、今度は雀々のために駆け付けたのだ。
「なんと、ふらっと楽屋に遊びに来ていただいて、めったに人前には出ない上岡龍太郎さん!」。落語会をプロデュースした歌手、やしきたかじん(57)が紹介すると、満席の約1200人の観客は「おぉ?っ」。どよめきと拍手の中、スーツ姿の上岡さんが平成12年に引退して以来の舞台に登場。「僕は雀々くんの仲人をしまして。きょうは『父の日』ですから父親代わり」とあいさつした。
角淳一アナウンサー(62)らをゲストに招いた座談会。上岡さんは、雀々が桂枝雀さんの弟子についたころから、ものまねが得意だったと振り返り、「枝雀師匠は、ものまねがうまくなかった。自分を最大限に出してる人は、まねがうまくない。ノックさんもうまくなかった。雀々くんは、そのタイプではなくて、すごくまねがうまい」と分析した。
そして、「僕はいま、プロゴルファーですから、プロゴルファーで言うと、タイガー・ウッズになれ! (ハニカミ王子こと)石川遼くんみたいになれ!」。その心は、「枝雀さんの形は習得している。フルスイングしろ。思い切れ振れ。まねして当てにいったらアカン。思い切った落語をこれからやってほしい。彼のことだからできる」と上岡節全開で激励した。
ただ、立場はあくまで「僕はいま、素人」。毎日、テレビや映画を見て、歌舞伎や落語を観賞、週に3回ゴルフと、悠々自適の日々。「ド素人から見てると、人の善しあしがすべて芸に出てくる。技術は極限まで来ている。人間性を磨くしかない」。父親の目線で雀々を励まし、ファンを喜ばせた上岡さん。1日限りの“舞台復帰”とはいえ、色あせることのない存在感を見せつけた。